はじめに｜今、据え置き型が選ばれる理由
工事不要で設置が簡単な「据え置き型食洗機」は、キッチン事情に制約のある多くの家庭にとって理想的な選択肢です。
特に分岐水栓が使えない賃貸住宅や、引っ越し先でもすぐに使いたいというニーズに応えるモデルが増えてきています。
この記事では、据え置き型食洗機のメリットや選び方のポイントをわかりやすく解説した上で、
分岐水栓なしで使えるおすすめモデルを紹介します。
据え置き型とは？ビルトイン型との違い
| 項目 | 据え置き型 | ビルトイン型 |
|---|---|---|
| 設置方法 | 卓上に置いて使える | キッチンに組み込み施工が必要 |
| 工事の有無 | 基本不要 | 専門工事が必要 |
| 引っ越し先での再利用 | 可能 | 不可（取り外し困難） |
| 対応人数 | 1〜4人前後 | 4〜6人以上向けが主流 |
| 価格帯 | 3〜7万円程度 | 10万円以上が多い |
据え置き型食洗機の5つのメリット
1. 工事不要で賃貸住宅でも設置できる
- 分岐水栓なしで使えるタンク式なら、水栓工事なしで使用可能。
2. 設置・取り外しが簡単で引っ越しにも対応
- 卓上に置くだけなので再設置も容易。
3. 比較的リーズナブルな価格帯
- 高機能モデルでも5〜6万円台で購入可能。
4. 省スペースでも設置できるコンパクト設計
- 幅30cm台の製品もあり、狭いキッチンでも対応可能。
5. 静音＆節水性が高く経済的
- 手洗いよりも節水効果があり、騒音レベルも40〜50dB前後。
分岐水栓不要で使える｜おすすめモデル3選
シロカ SS-MH351
- タンク式で完全工事不要
- 約39dBの静音運転
- UV除菌＋温風乾燥機能つき
THANKO ラクア STTDWADW
- 独立給水タンク式＋排水ホース付き
- コンパクトサイズで1〜2人暮らしに最適
- 食器点数目安：16点
アイリスオーヤマ ISHT-5000-W
- タンク給水＆分岐水栓の2WAY対応
- タイマー・洗浄コース多彩
- 価格：3万円台でコスパ良好
据え置き型の選び方｜チェックポイントまとめ
- 給水方式：タンク式か分岐水栓接続式か（または2WAY）
- 食器点数・対応人数：1人暮らし〜3人暮らしで十分な容量か
- 本体サイズ・設置スペース：幅・高さ・奥行きを要確認
- 静音性：40〜45dB程度だと夜間使用でも安心
- 洗浄＆乾燥性能：ヒーター乾燥・送風乾燥・除菌機能の有無
よくある質問（FAQ）
Q1：タンク式の水補給は面倒じゃない？
A：1回の使用で4〜6リットルの水を補給するだけ。慣れれば苦にならないという声が多く、設置自由度が高いメリットの方が大きいです。
Q2：排水はどうするの？
A：付属の排水ホースをシンクに流すだけで完了します。排水口付きのトレーを併用することも可能です。
Q3：タンク式は洗浄力が弱い？
A：高温洗浄（70度前後）やUV除菌機能のあるモデルなら、手洗い以上の洗浄効果があります。
まとめ｜据え置き型は“選びやすく、始めやすい”
据え置き型食洗機は、設置の自由度が高く、価格も手頃。
分岐水栓が使えない住宅環境でも導入しやすく、日々の家事を大幅に軽減してくれます。
特にタンク式のモデルは、水道工事が難しい人にとって最適な選択肢となります。
これから食洗機を検討する方は、ぜひ据え置き型から検討を始めてみてください。
**DishWasher Navi（ディッシュウォッシャー・ナビ）**では、今後も実機レビューや比較記事を通じて、
最適な1台を選ぶお手伝いをしてまいります。
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